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2005-07-12
「踏む」より「蹴る」がいい
MTB:0km Road:33km Roller:0km (1h44m)
今月:288km
体重:71.9kg
起床 4:00 出動 4:20
内間坂x8
早起きは徳か?で書いたように今日火曜日は内間坂の日だ。
規定の8本を何とか消化。
ネット上のブログやいろいろなレースでの参戦記を読ませてもらうと「52x19を踏み倒して上った」などの表現を見かけることが多い。
それで私は坂はペダルを踏んで上るものだと思っていた。
しかし、これをやるとすぐヘタれてしまうよう。
「踏み倒す」なんていうと、いかにもグイグイ上っていく印象だが、私にはできない荒業である。
内間坂もなんとかこなしてはいるものの、まさにクロール状態、身体全体でもがきつつ上っているような感じである。
もがきつつ上っている間にも自分なりになんとか楽に上れる方法はないかと探ってみた。
そこで得た答えが 「踏む」より「蹴る」がいい である。
SMの講義が始まるわけではない。(好き好んではぁ、はぁいいながら坂を上ること自体マゾ的ではあるが)
ペダリングでは「踏む」のではなく「蹴る」のではないかということ。
ここでいう「蹴る」はサッカーのように目の前のものを蹴るという意味ではない。
ランニング、特に短距離での脚の運びのことである。
短距離走では腿を前に引き上げ、下腿を蹴りだすことはもちろん、推進力を得る最大のものはスパイクでしっかり地面をつかみ、これを後ろへ押し出す、あるいは「地面を引き寄せ、後ろへ蹴りだす」脚の動きだと考える。
この 「地面を引き寄せ、後ろへ蹴りだす」 脚の動きこそペダリングにおける「引き足」ではなかろうか。
Kidsメンバーにおいてやたら上りに強い人、ペダリングがスムーズな人たちに話を聞いてみると、学生時代短距離、中距離の選手だった方がおられる。
最初、意外に思った。
我々自転車海苔が楽しんでいるロードバイクはまさにエアロビック運動、長距離長時間の運動でアネロビック運動である短中距離走とはすぐには結びつかなかったからだ。
もともと身体能力が高く、アネロビックもエアロビックもこなせる人たちがたまたまロードバイクに乗っているとも考えられるが、短距離型の身体を数年かけて長距離型に改造したなんて話をしてくれたメンバーもいたのでそれぞれに努力して今の身体を造ったものと考える。
短距離型の身体を長距離型の身体に改造する場合、改造の対象の主なものはおそらく心肺機能だろう。
そして長時間同じ運動を繰り返し行える「脚」を造ること。
これらは新たに獲得した身体能力、スキルと考えられる。
ところが、ここで学生時代に短中距離走で得たスキルが役に立つことになる。
そう、「地面を引き寄せ、後ろへ蹴りだす」脚の動きである。
すでにこのスキルを持っているためこれをペダリングにうまく載せることができれば、私のように最初からペダリングスキルを得なければいけない輩に比べてはるかに有利で着実な進歩を遂げることができるはずだ。
これこそが、かつて短中距離で名をはせた方々が今、ロードバイクに乗っても十分全国区で戦える理由ではないかと考えた。
さて、私はというと内間坂だと5本目くらいから途中でふらつき始める。
だからといっていくらペダルを踏んでも自転車は坂を上ってはくれない。
いや、むしろひとつ踏んでも二つ目がうまく踏めずにさらに状況は悪化してしまう。
そこで「引き足」である。
足関節を固定し、下腿三頭筋、大腿二頭筋そして大臀筋やひょっとしたら背筋まで動員して「ペダルを引き寄せ、後ろへ蹴りだす」わけだ。
うん、確かに頭の中のイメージはそうなっている。
悲しいかな現実はよろよろと、カメが地面を這うように時にはふらつきながらやっとの思いで内間坂を上ることになる。
いつの日か上記イメージどおりにスピードに乗って内間坂を上ってみたいものだ。
お気に召しましたらランキング:
今月:288km
体重:71.9kg
起床 4:00 出動 4:20
内間坂x8
早起きは徳か?で書いたように今日火曜日は内間坂の日だ。
規定の8本を何とか消化。
ネット上のブログやいろいろなレースでの参戦記を読ませてもらうと「52x19を踏み倒して上った」などの表現を見かけることが多い。
それで私は坂はペダルを踏んで上るものだと思っていた。
しかし、これをやるとすぐヘタれてしまうよう。
「踏み倒す」なんていうと、いかにもグイグイ上っていく印象だが、私にはできない荒業である。
内間坂もなんとかこなしてはいるものの、まさにクロール状態、身体全体でもがきつつ上っているような感じである。
もがきつつ上っている間にも自分なりになんとか楽に上れる方法はないかと探ってみた。
そこで得た答えが 「踏む」より「蹴る」がいい である。
SMの講義が始まるわけではない。(好き好んではぁ、はぁいいながら坂を上ること自体マゾ的ではあるが)
ペダリングでは「踏む」のではなく「蹴る」のではないかということ。
ここでいう「蹴る」はサッカーのように目の前のものを蹴るという意味ではない。
ランニング、特に短距離での脚の運びのことである。
短距離走では腿を前に引き上げ、下腿を蹴りだすことはもちろん、推進力を得る最大のものはスパイクでしっかり地面をつかみ、これを後ろへ押し出す、あるいは「地面を引き寄せ、後ろへ蹴りだす」脚の動きだと考える。
この 「地面を引き寄せ、後ろへ蹴りだす」 脚の動きこそペダリングにおける「引き足」ではなかろうか。
Kidsメンバーにおいてやたら上りに強い人、ペダリングがスムーズな人たちに話を聞いてみると、学生時代短距離、中距離の選手だった方がおられる。
最初、意外に思った。
我々自転車海苔が楽しんでいるロードバイクはまさにエアロビック運動、長距離長時間の運動でアネロビック運動である短中距離走とはすぐには結びつかなかったからだ。
もともと身体能力が高く、アネロビックもエアロビックもこなせる人たちがたまたまロードバイクに乗っているとも考えられるが、短距離型の身体を数年かけて長距離型に改造したなんて話をしてくれたメンバーもいたのでそれぞれに努力して今の身体を造ったものと考える。
短距離型の身体を長距離型の身体に改造する場合、改造の対象の主なものはおそらく心肺機能だろう。
そして長時間同じ運動を繰り返し行える「脚」を造ること。
これらは新たに獲得した身体能力、スキルと考えられる。
ところが、ここで学生時代に短中距離走で得たスキルが役に立つことになる。
そう、「地面を引き寄せ、後ろへ蹴りだす」脚の動きである。
すでにこのスキルを持っているためこれをペダリングにうまく載せることができれば、私のように最初からペダリングスキルを得なければいけない輩に比べてはるかに有利で着実な進歩を遂げることができるはずだ。
これこそが、かつて短中距離で名をはせた方々が今、ロードバイクに乗っても十分全国区で戦える理由ではないかと考えた。
さて、私はというと内間坂だと5本目くらいから途中でふらつき始める。
だからといっていくらペダルを踏んでも自転車は坂を上ってはくれない。
いや、むしろひとつ踏んでも二つ目がうまく踏めずにさらに状況は悪化してしまう。
そこで「引き足」である。
足関節を固定し、下腿三頭筋、大腿二頭筋そして大臀筋やひょっとしたら背筋まで動員して「ペダルを引き寄せ、後ろへ蹴りだす」わけだ。
うん、確かに頭の中のイメージはそうなっている。
悲しいかな現実はよろよろと、カメが地面を這うように時にはふらつきながらやっとの思いで内間坂を上ることになる。
いつの日か上記イメージどおりにスピードに乗って内間坂を上ってみたいものだ。
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最終更新日時:2008年01月17日 21:55:09
Comments
manboo
2005-07-12
12:44
12:44
な!
>何故この足の動きを知っているのですか?
私はmanbooさんのように学生時代に運動らしい運動をしたことがありません。
したがって、上記はブログの記事のとおりKidsメンバーへのインタビューや自分の試行錯誤から勝手に書いたものなのです。^^;
でもあながち間違いではなさそうですね。
私はmanbooさんのように学生時代に運動らしい運動をしたことがありません。
したがって、上記はブログの記事のとおりKidsメンバーへのインタビューや自分の試行錯誤から勝手に書いたものなのです。^^;
でもあながち間違いではなさそうですね。
2005-07-12
13:00
13:00
Y城
うーん、また深いご考察を。
「踏むのでなく蹴る感覚」は、まさにその通りだと思います。筋力を総動員して坂の頂上手前などを「もがき切る」とき、私は「引き足」を意識的に使います。それが「蹴る」動作なのかな、と。その引き足を担う「ハムストリング」は、日ごろ甘やかされて鍛えられる機会が少ないので、通常の練習で意識していじめる必要がありそうです。
あと、筋肉をいかに「ロード系」に教育してあげるか。私なりの経験則(ほんの1年ほどですが)でいくと、自転車のロードレースは100mや走り幅跳びのようなスプリント(瞬発)系でなく、かといってフルマラソンの長距離や800mの中距離系でもない、つまり「強いトルクをいかに長い時間かけられるかの勝負であって、そのためには回復力をどれだけ高められるか」だと思います。フルマラソンや中距離は心肺機能が重視されるのに対し、自転車のロードでは、山岳を越えたりアタックしたり、追いついたり、ゴールスプリントをしたりと、もっと大きな出力(W=ワット)が求められます。
そこはまさに、パワーをかける(乳酸がたまる)のと、除去する(回復)とのせめぎ合いがあって、そのせめぎ合うレベルをいかに引き上げる(パワーを高めつつ、それに見合うように回復力も高める)ことが、日ごろの練習で目指すところだと思います。
要するに、どのようにして「足が言うことを聞かん」事態にならない=耐乳酸性=の脚をつくるかですね。
これも勝手ななが自分の経験ですが、普段のLSDでも80kmを超えるあたりで、いわゆる「足がバカになる(キング玉木氏の表現)」状態になって、乳酸たまった感覚まったくなし、ちゃー回しも可能になるときがあります。
くどかったです、すんません。
「踏むのでなく蹴る感覚」は、まさにその通りだと思います。筋力を総動員して坂の頂上手前などを「もがき切る」とき、私は「引き足」を意識的に使います。それが「蹴る」動作なのかな、と。その引き足を担う「ハムストリング」は、日ごろ甘やかされて鍛えられる機会が少ないので、通常の練習で意識していじめる必要がありそうです。
あと、筋肉をいかに「ロード系」に教育してあげるか。私なりの経験則(ほんの1年ほどですが)でいくと、自転車のロードレースは100mや走り幅跳びのようなスプリント(瞬発)系でなく、かといってフルマラソンの長距離や800mの中距離系でもない、つまり「強いトルクをいかに長い時間かけられるかの勝負であって、そのためには回復力をどれだけ高められるか」だと思います。フルマラソンや中距離は心肺機能が重視されるのに対し、自転車のロードでは、山岳を越えたりアタックしたり、追いついたり、ゴールスプリントをしたりと、もっと大きな出力(W=ワット)が求められます。
そこはまさに、パワーをかける(乳酸がたまる)のと、除去する(回復)とのせめぎ合いがあって、そのせめぎ合うレベルをいかに引き上げる(パワーを高めつつ、それに見合うように回復力も高める)ことが、日ごろの練習で目指すところだと思います。
要するに、どのようにして「足が言うことを聞かん」事態にならない=耐乳酸性=の脚をつくるかですね。
これも勝手ななが自分の経験ですが、普段のLSDでも80kmを超えるあたりで、いわゆる「足がバカになる(キング玉木氏の表現)」状態になって、乳酸たまった感覚まったくなし、ちゃー回しも可能になるときがあります。
くどかったです、すんません。
2005-07-13
01:07
01:07
な!
「ロード系の筋肉」か。
短距離で鍛えてきた人たちが新たに得た身体能力、スキルがこの「ロード系の筋肉」なんですね。
「耐乳酸性」
そう、これもよく聞きますし、誌面でも目にします。
乳酸がたまるということはアネロビック運動が多くなっているということで、エアロビックでありながら十分なトルクを発生できるような身体に造り変えていく必要がありそうです。
「足がバカになる」「ちゃー回しも可能」
はぁー、これはまだ経験ないかもしれない。
そこまで追い込んでないということでしょうか。
初めての南部練習会のとき記憶を失ったことはありますが。
短距離で鍛えてきた人たちが新たに得た身体能力、スキルがこの「ロード系の筋肉」なんですね。
「耐乳酸性」
そう、これもよく聞きますし、誌面でも目にします。
乳酸がたまるということはアネロビック運動が多くなっているということで、エアロビックでありながら十分なトルクを発生できるような身体に造り変えていく必要がありそうです。
「足がバカになる」「ちゃー回しも可能」
はぁー、これはまだ経験ないかもしれない。
そこまで追い込んでないということでしょうか。
初めての南部練習会のとき記憶を失ったことはありますが。
2005-07-13
08:41
08:41
manboo
僕が普段感じているのは、800mや1500m等の中距離をやっていた方が、自転車に乗っても速い人って感じがしてます。ただヒルクライムになると、やっぱり、長距離が速かった人が速いのではないでしょうか。体重の関係もあるとは思いますが。
僕のように100mすらもたないような元超短距離選手は、自転車やってもやっぱり駄目です。すぐに足が痙攣してしまいます。
僕のように100mすらもたないような元超短距離選手は、自転車やってもやっぱり駄目です。すぐに足が痙攣してしまいます。
2005-07-13
12:46
12:46
itoman
φ(..)メモメモ…これは勉強になる。
けど、実践投入には未だ程遠いな。おいらのスキルじゃw
がんがりマッスル。
けど、実践投入には未だ程遠いな。おいらのスキルじゃw
がんがりマッスル。
2005-07-15
10:04
10:04
津留 健太郎
すみません。これ読んで非常に筆を摂りたくなりました。
踏むというより蹴る!これも同感です!特に最初の一歩といいますか
スナップを効かしてフン!フン!とリズミカルにペダルに力をかけるような
感覚個人的にはあります。それは実はご存知の鬼のような登りをするKY氏に
ある特徴かもしれません。これは実は今本土に季節バイトに行ってらっしゃる
嘉。。さんを通して聞いた話です。僕個人としては踏むより「廻す!!」を
重視しているつもりです。
もう一つ。耐乳酸について
非常に興味深い話です。僕個人の意見ですがズバリ!1kmの登りを1回登った時の
乳酸の溜まり具合は結構苦しいですがそれをあと2、3回、同じのぼりを繰り返す
と乳酸溜まっているのか?どうか?分からなくなるときがあります。
抗生剤が耐性化(不活性化)するという言葉ありますが、最初は刺激が
強いと感じてたのが何度も同じ刺激を与えるうちに麻痺していくといいますか
慣れていくと言いますか、そのうち、最初23で踏んでたのも19で廻せていたり
するのでその時はやはり耐乳酸の力がついてきたのか?と思い込んでます。
思い込むようにしてます。参考になるか分かりませんが、そういった意見です。
踏むというより蹴る!これも同感です!特に最初の一歩といいますか
スナップを効かしてフン!フン!とリズミカルにペダルに力をかけるような
感覚個人的にはあります。それは実はご存知の鬼のような登りをするKY氏に
ある特徴かもしれません。これは実は今本土に季節バイトに行ってらっしゃる
嘉。。さんを通して聞いた話です。僕個人としては踏むより「廻す!!」を
重視しているつもりです。
もう一つ。耐乳酸について
非常に興味深い話です。僕個人の意見ですがズバリ!1kmの登りを1回登った時の
乳酸の溜まり具合は結構苦しいですがそれをあと2、3回、同じのぼりを繰り返す
と乳酸溜まっているのか?どうか?分からなくなるときがあります。
抗生剤が耐性化(不活性化)するという言葉ありますが、最初は刺激が
強いと感じてたのが何度も同じ刺激を与えるうちに麻痺していくといいますか
慣れていくと言いますか、そのうち、最初23で踏んでたのも19で廻せていたり
するのでその時はやはり耐乳酸の力がついてきたのか?と思い込んでます。
思い込むようにしてます。参考になるか分かりませんが、そういった意見です。
2006-01-28
00:17
00:17
な!
津留さん、ようこそ。
わたしの頭でっかちな記事に実践的なコメントをいただき、たいへん参考になります。
乳酸についてはキングT木も「脚がバカになる」という表現をしていたように思います。
ある限界(?)をこえるとなにか拓けるものがあるのでしょうか。
まずはそこまで上り詰めるだけの脚力をつけないといけないのですね。
わたしの頭でっかちな記事に実践的なコメントをいただき、たいへん参考になります。
乳酸についてはキングT木も「脚がバカになる」という表現をしていたように思います。
ある限界(?)をこえるとなにか拓けるものがあるのでしょうか。
まずはそこまで上り詰めるだけの脚力をつけないといけないのですね。
2006-01-28
17:42
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先生、何故この足の動きを知っているのですか?陸上競技選手は、この足の動きを、なかなか他人には教えないものです。
この足の動きは、陸上競技場がタータントラックになってからの動きで、それ以前は、「腿を前に引き上げ、下腿を蹴りだすこと。」が重要視されていました。マイケルジョンソンや、末続の足の動き後段のようです。